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by 日向夏

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薬屋のひとりごと人物紹介

先日発売した薬屋について、やはり予想したとおり、設定が複雑であるという意見を貰います。

ということで、すでにお読みいただいたかたで、ちょっと復習したいというかたのために人物紹介を作っておきますのでよかったらどうぞ。

ただ、大いにネタバレになるので、すでに四巻を読んだかたのみ見ることをおすすめいたします。




猫猫:薬屋、羅漢の娘、羅門の養女。毒蛇はおやつです。

壬氏:偽宦官。傾国の美人。
華瑞月:皇弟、引きこもりで幼いころの顔の傷でずっと覆面をつけていたと言われていたが。幼いころより、両親に似ていないことから、自分が不義の子ではないかと恐れていた。宦官の真似事をして、東宮の位を早く明け渡したいとずっと考えるほどに。実際は、先帝の若かりし頃によく似ており、なぜか元四夫人である阿多にも似ている。宦官であることを捨てたのでこれからもっと苦労する。

高順:馬一族、壬氏のお目付け役。女帝の怒りを買い、宦官にされたと表向きにはなっている。

馬閃:馬一族、高順の息子。

玉葉妃:西方出身の寵妃。二人目妊娠中。
玉葉后:東宮を産んだため、正室に昇格。

白羽:新入り女官、玉葉と幼馴染。

黒羽:新入り女官、白羽の妹、赤羽の姉。

赤羽:新入り女官、白羽、赤羽の妹。のちほど小蘭と仲良くなる。

子翠:虫好きゴーイングマイウエイ女官。実は翠苓の内通者。おそらく緑と赤の見分けがつかない。
楼蘭:子昌の娘、皇帝の妃。お付の侍女ともどもに派手な格好をしていた。のちにそれが子翠として行動するのを欺くのに利用していたと判明。皇帝一族、後宮、国を恨む母に呪詛とともに育てられた娘だが、その精神はまっすぐなまま、不器用ながらにことをおさめようとしていた。異母姉と幼い一族の子どもたちをすくうため、稀代の悪女を演じようとする。翠苓とともに元医官に勉学を習ったためか虫に詳しく、それゆえ今後起こりうる国の危機を察していた。そのため、この国に子の一族はいらないと判断する。
玉藻:名前の意味が分からないなググるといいかも。

翠苓:二巻で猫猫をだました蘇りの薬の秘密を知る官女。女であることを逆に利用して宦官として後宮に入り込む。父は子昌、母は後宮で生まれた先帝の子。昔は『子翠』という名前だったが、神美の怒りを買い名を奪われて虐待を受けながら育つ。薬の師は、赤子だった翠苓の母とともに追い出された医官で、知識も豊富。昔、神美から毒蛇とともに密室に閉じ込められるという拷問を受けたため蛇恐怖症。一度は猫猫をだました人物であったが、妹である楼蘭ほど役者ではなかった模様。

翠苓の母:後宮医官と女官との間にできた不義の子とされ、後宮から追い出された赤子のその後。実際は、幼い女官に手をつけた先帝が医官に罪をなすりつけただけで、先帝の娘であり、現帝の異母姉。のちに先帝のはからいによって信頼の厚い子昌の元に嫁ぐが数年後、神美が下賜されたことで娘ともども神美から迫害を受けるようになる。

大宝:翠苓の祖母。元は子の一族で神美の侍女だったが、まだ幼かったゆえに先帝の毒牙にかかり、娘を出産。赤子と引き離されたあとも、後宮をでることは許されず、怪談話を集めることで心をいやす晩年を送る。三巻の怪談話にでてきた幽霊?

深緑:診療所の中年女官。後宮に長年つとめている理由は、先帝の御手付きとなり、誰もひきとりさきのいない貧しい実家の出身だったため。診療所にいる女官たちは皆それであり、昔、同じ立場であった皇太后が憐れんで作ったのが診療所の始まりである。しかし、それが裏腹となり、後宮内で赤子が生まれない、死んでしまう原因となっていた。大宝に同情しており、長年の恨みも重なって翠苓たちと通じるようになる。高濃度のアルコールを飲み、死にかけたが一命はとりとめている。

子昌:宮廷の西の狸。女帝と先帝の信頼もあつかった子の一族の長。後宮を肥大化させる現帝にとって頭の上がらない者の一つとして言われていた。実際は、後宮は女帝とともに考えた奴隷交易に対する対策の一つであり、後宮の縮小を頑なに拒むのも、偽善的ともとらえられる奴隷制の廃止によって起こる問題を押しとどめるためだった。子の一族だが傍流であり、娘しかいなかった当時の神美の父が神美の許嫁として引き取った養子。赤と緑が区別つかないことも養子にした理由の一つである。真実は純粋で一途な男であったが、その想いが神美に通じることはなかった。子の一族の長でありながら、養子の手前、一族の手綱をとることが難しく、それゆえ娘たちまで見守れるほど器用ではなかった。

神美:子の一族の直系、子昌の妻、楼蘭の母。昔は良くも悪くも育ちのいいお嬢様だったが、後宮に連れてこらえたことで性格が歪んでいく。先帝は上級妃である自分には目もくれず幼い自分の侍女を孕ませる。その後も、妃としての役割を果たすことなく、後宮の醜聞におけるピエロとして扱われる。一度は、子昌より後宮の抜け穴の話を聞いて駆け落ちをほのめかされるが、それもプライドがゆるさなかった。その後、美しさの最盛期をとうに過ぎた頃、子昌に下賜されるがそのとき、子昌には妻と子がいて、しかも憎いあの侍女の子だとわかる。その後、楼蘭を産んだのもただ国を傾けるための道具が欲しかったにすぎず、ろくでもない享楽にふける悪女となるが所詮小物だった。もし、少しでも彼女が子昌のことをわかってやったら、翠苓はどんな手を使ってでも命乞いをするつもりでいた。

羅漢:猫猫の父。作中三本の指に入るチートキャラだが、性格に問題があってそれをいかんなく発揮することはそうそうない。たぶん、一度でも「パパ」と呼んでもらったらそれだけで、軍部にある火薬を全部花火にかえて打ち鳴らし、三日三晩宴を開くくらいやっちゃう。

羅門:羅漢の叔父、猫猫の養父。羅の一族の良心。羅漢に匹敵するチートキャラだが、不運すぎてあまり発揮されることはない。今後、宮廷に戻ってきてから、うっとうしい羅漢の訪問を毎日受けることになる。

羅半:猫猫の従兄弟、羅漢の甥であり養子。数字の美しさを語る文官で、使わないがアクセサリーとして算盤を持っている。美しい比率を好み、ゆえに壬氏の顔はストライクだが男には興味ないらしい。

小蘭:後宮女官。舌足らずな話しかたで噂好き。人当たりがよく誰とでも仲良くなる。幼いようだが、ちゃんと向上心があり、食い扶持を探すのにがんばっている。

毛毛:猫。表紙に口絵に帯と、なぜか厚遇されている。あとポスターにも載っている。

皇帝:髭の偉丈夫。

先帝:ロリコン帝、マザコン帝。幼いころから女傑であった母の影響か、それとも帝の末子でありながら類まれな美貌を持ったため、他の妃たちになにやら悪戯でもされたためか、大人の女を受け付けなくなる。しかし、帝であるため子を作らねばならぬという意識が被害者を増やすことになる。のちに、現帝の母である皇太后にされたあることによって、精神を病み、ただひたすら絵を描き続けるだけの廃人になる。その際使われた絵具が原因で中毒となり、女帝の死後、あとを追うように身罷られる。

皇太后:皇帝、皇弟の母であるが、壬氏にはあまりよく似ていない。皇帝は愛情をこめて育てていたが、壬氏には妙に複雑な感情がある模様。先帝の御手付きにされた中でも、元々目的を持って近づいたため、他の被害女官たちに比べてとても強い精神を持っている。現在、奴隷制、宦官制の廃止は彼女の意向を踏んでのものとされているが、それは自分がやってきた行為への贖罪ともとれるものであり、やや独善的ともされる。

女帝:先帝の母。元は下級妃だったが、その美貌と知性から他の妃たちを押しのけ、后にまで上がった人。まつりごとにも長けていたが、ただ親莫迦ともいえる後宮事業の拡大や、他の皇位継承者を暗殺したとの黒い噂から悪女と言われることも少なくない。晩年は、現帝と対立していたふしがある。



by uriuriuribo | 2015-10-04 11:44 | 書籍情報